湯灌・ラストメイク|生前のようなお姿で最期のお別れを
故人のお体を清める湯灌、自然なお顔に整えるラストメイクを行うことで、故人との最期のお別れの時を生前のようなお姿で迎えることができます。
豊富な経験を持つ専門スタッフが、お体やお顔の状態に合わせて最適なケアを行いながら整えます。ご闘病が長かった方、事故や急なご逝去の場合など、お顔の状態が気にかかるときにもご相談ください。
湯灌の意味
湯灌とは、故人のお体を湯で洗い清めることをいいます。専用の入浴機材を用いて髪をシャンプーし、ボディソープでお身体を洗います。
湯灌には、生前の煩悩や苦しみを洗い流すという宗教的な意味もあります。この世の穢れを落とし、来世への旅立ちの支度を整えるという考え方によるもので、現在多くの方がご利用になられています。
また、ご家族にとっては、お別れの実感を持てる時間でもあります。お身体に触れ、お気に入りだったお洋服にお着替えいただくことで、送り出す気持ちの整理がつくというお声を多くいただきます。ご家族にお手伝いいただける場面もございます。
4つのメニューと、その違い
ご用意しているのは4つです。どこまでの処置を行うか、ご家族に何を残したいかによってお選びいただきます。
着せ替え付きラストメイク
入浴(湯灌)は行わず、お気に入りだった着物やお洋服にお着せ替えいただき、ラストメイクでお顔を整えます。清拭でお身体を清めたうえで身支度を整えるため、所要時間はプレミアム湯灌より短くなります。
お顔と身なりをその方らしく整えたいけれど、入浴までは希望されない場合、またはお体の状態から入浴が難しい場合にお選びいただきます。男性の場合の髭剃りもこちらに含まれます。
スイートケア
お体を清め、お顔とお身支度を整えるケアです。ご希望とお体の状態にあわせてご提案します。
プレミアム湯灌
もっとも手厚い内容です。専用の入浴機材をご安置の場所へお運びし、髪をシャンプーし、ボディソープでお身体を洗い清めます。そのうえで、お気に入りだった着物やお洋服にお着せ替えいただき、ラストメイクでお顔を整えます。専門的な保湿ケアも行いますので、乾燥しやすいお肌や唇も自然な状態に近づきます。
4つのうち、「お湯で洗い清める」という工程が入るのはこれだけです。お風呂が好きだった方、ご闘病で長く入浴ができなかった方に選ばれています。ご家族にお湯をかけていただくお手伝いをお願いすることもでき、お別れの実感を持てる時間になります。
エンバーミング
湯灌やラストメイクが「整える」処置であるのに対し、エンバーミングはご遺体の保存・殺菌・修復を行う専門的な処置です。専用の施設で行いますので、施設までの往復搬送を含みます。
火葬までの日数が長くなる場合、遠方のご親族の到着をお待ちする場合、事故やご闘病でお顔の状態が気にかかる場合に適しています。ドライアイスによる保全とは目的も方法も異なり、より長い期間、安定した状態を保つことができます。ご希望があれば、処置の内容と、できること・できないことを事前にご説明します。
料金について
4つのメニューの費用は、ご葬儀の内容とあわせてご案内しています。料金は各施設の専用サイト、または個別のお見積りでご確認ください。セレモニーハート西大島ホールは ceremony-heart.jp、小さな家族葬サロン イノリエ は inorie.jp でご案内しています。ご相談とお見積りは無料で、お見積りにご承諾いただいてから、ご葬儀を行います。お料理や返礼品など、当日のご利用状況で金額が変わる項目は、その場で必ずご説明します。
湯灌の流れ
1. 入浴(湯灌)
専用の入浴機材をご安置の場所へお運びし、お体を洗い清めます。お顔にはタオルをかけ、故人様の尊厳を損なわないよう配慮しながら進めます。髪をシャンプーし、ボディソープでお身体を洗います。ご家族には、お湯をかけていただくお手伝いをお願いすることがあります。
2. 着せ替え
お気に入りだった着物やお洋服にお着替えいただきます。旅支度の白装束をご希望の場合も承ります。あらかじめお召し物をご用意いただければ、そちらをお着せします。
3. ラストメイク
お顔を自然な表情に整えます。男性の場合は髭剃りも行います。お化粧の濃さやお色みについてもご希望を伺いながら進めます。生前お使いだった化粧品がおありでしたら、そちらをお使いすることもできます。
ご遺族の声
最期のお風呂に入れてあげられました
お風呂が大好きだった母は、闘病中の最期はお風呂に入れませんでしたが、湯灌で最期にお風呂に入れてあげることができました。メイクも施していただき、綺麗な髪と身体と顔で旅立つことができ、母もきっと喜んでいると思います。
父らしい姿で最期の時間を
元気な頃は身なりに気を遣っていた父。ラストメイクで髭剃りもしていただいて、元気だった頃のような顔に整えてもらいました。お気に入りのスーツを着て、父らしい姿で最期の時間を家族で過ごすことができました。
最期の触れ合いができました
ラストメイクをしていただいてる母の顔が穏やかになっていくのを見て、昔の記憶を想い出し、感謝の気持ちが溢れてきました。年齢を重ねてからは、なかなか母の顔をじっくり見る機会はありませんでしたが、最期の触れ合いができました。
ご利用にあたって
- 納棺の前に行います。ご安置の場所(西大島ホール、イノリエ、ご自宅)で承ります
- 所要時間はおおむね1時間から1時間半です
- お着せするお召し物は、事前にご用意ください。決めかねる場合はご相談ください
- ご家族の立ち会いは自由です。お立ち会いいただくことも、別室でお待ちいただくこともできます
- お体の状態によっては、行える処置に限りがある場合があります。事前にご説明します
ご葬儀全体の流れの中での位置づけはご逝去からご葬儀までの流れを、その他の追加費用は追加費用についてをご覧ください。